上を向いて歩いてきた

ぶんか社の「ほんわら」こと「本当にあった笑える話」という月刊誌で、あきおが子供の頃の話を連続して描かせていただいてます。
『上を向いて歩いてきた』という漫画で、先日、6話目の原稿があがりました。
今回はあきおが5年生の時にテレビのクイズ番組に出た話です。
どこかで見かけたら、よかったら読んでみてくださいね。
この漫画を描くために、最近、60年代当時の世相や文化を紹介してる本をいろいろ読んでまして。
なんだかすっかり懐かしモードになってます。
考えてみたら、私ももうこの世にいましたからね。
まだかなりチビだったので、実体験として覚えてるわけではないのかもしれませんが、それでもあの当時の空気を吸ってる人間は、体のどこかに染みついてるんだろうな。
今日より明日はもっといい日だ、これからどんどん幸せになっていくんだ、と誰もが信じたあの頃。
引っ込み思案の人見知り、いじめられっこだった私も、それでも明日にはきっと楽しいことがあるはずだと無邪気に思っていた気がします(実は今もそうなので、これは性格かも…)
清貧や異端者、情熱、革命までもが日常にあった時代。
確かに自分も生きていた時代なのに、今思うとなんだか夢物語のような気もします。
でも確かに生きていた証拠に、ありありと思い出すのは、ニオイ。
町中の埃くささ、コールタール、汚れきった川、汲み取り便所、バキュームカーの脇。
空からラジコンで頭上にまかれた農薬、近くの農家の牛小屋、草いきれ。
町中に、生々しいニオイが充満していました。
その中で、息を止め、鼻をつまんで遊んでいた子供たち。
そんな時代の子供の話です。
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